知的障害のある子の高校進学。受験を支える塾があってもいい

先日開催された「栃木フリースクールフェスティバル」で、放課後等デイサービスのスタッフの方とお話しする機会があった。

そこで、こんな話を伺った。

知的障害のある子どもたちの中には、高校進学の際に通信制高校を選ぶケースが少なくないという。

もちろん、通信制高校には通信制高校の良さがある。

ただ、学費などの負担を考えると、もし公立高校に進学できる可能性のある子であれば、公立高校を目指すという選択肢も大切なのではないかという話だった。

そして、印象に残ったのが、

「知的障害のある子を受け入れて、高校受験まで対応してくれる塾があれば、通わせたい」

という言葉だった。

実際には、そのスタッフの方は宇都宮、エコールカプリスは古河。

「通わせたいけれど、距離的に難しいですね」という話になった。

でも、私はこの話を聞いて、改めて思った。

こういう学習支援を必要としている子どもたちは、決して少なくないのではないか。

一般的な塾では、学校の授業についていくことが難しい子や、発達障害・知的障害のある子を受け入れることが難しい場合がある。

一方で、本人やご家族が望むのであれば、

「高校受験をしてみたい」

という気持ちまで、最初からあきらめる必要はない。

もちろん、すべての子が公立高校を目指せるわけではない。

大切なのは、障害名だけで進路を決めてしまうのではなく、その子の学力や特性、本人の希望を見ながら、一緒に進路を考えることだと思う。

エコールカプリスでは、発達障害・グレーゾーン・軽度知的障害・不登校の子どもたちの学習支援にも取り組んでいる。

「高校受験なんて無理」と最初から決めつけるのではなく、

「この子なら、どんな方法なら高校受験に挑戦できるだろう?」

そんなところから、一緒に考えていきたい。

今回のフリースクールふぇすでの出会いは、私たちにとっても、これからの学習支援について考える貴重な機会となった。